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株式会社ヒマラヤ産業は一歩先を行く空調設備でより良い環境を提供します。
株式会社ヒマラヤ産業

洗浄事業

ヒマラヤ産業の洗浄事業

当社は工場設備の空調用フィルターや加湿モジュールの洗浄・再生メンテナンスにおいて、高い技術と経験を持ってお客様のご要望にお応えしております。お陰さまで、新たな進化を遂げることができましたことを、心より感謝申し上げます。

以前は、加湿モジュールが経年劣化した場合は新品と交換することが一般的でした。しかし、私たちの独自の再生方法により、加湿モジュールの再利用が可能となりました。環境にも財布にもやさしいこの方法により、新たな価値を提供できることを自負しております。

私たちは常に技術革新を追求し、お客様のご満足度を最優先に考えております。お客様のご要望やお困りごとに寄り添い、最適なソリューションをご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせいただき、どんな小さな疑問や課題でも解決のお手伝いをさせていただきます。

加湿モジュール・洗浄再生リユース

作業の流れ

1.現場取外作業(暖房期終了後)

  • 取り外し
  • 工場へ搬送
  • 取り外し
    • 給水ヘッダの水抜き(目詰まりした時)
    • ドレンパンの清掃

2.洗浄再生作業

  • 薬品つけ置き
  • 洗浄剤の中和
  • すすぎ・抗菌
  • 乾燥(12時間)

3.倉庫保管暖房開始前まで

4.現場取付作業

  • 給水配管のフラッシング
  • 給水ユニットの動作確認
  • 給水ストレーナーの清掃
  • 給水滴下の確認
  • 給水ヘッダのノズル清掃(汚れに応じて)
  • ドレンパンの清掃

加湿モジュール・メンテナンス

気化式加湿モジュール再生メンテナンス

当社の気化式加湿モジュール再生メンテナンスサービスは、低炭素化社会の推進、コスト削減、経営効率向上、廃棄物削減に貢献する総合的なソリューションです。
お客様のニーズに合わせたメンテナンスプランを。

  • 湿度40%~70%の維持
  • 省エネルギー
  • 風邪・インフルエンザ対策
  • 静電気のトラブル
建築物衛生法では加湿装置の定期的な点検と清掃を義務付けています。

「建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則」(略称:建築物衛生法)からの抜粋
(空気調和設備に関する衛生上必要な措置)
第三条の十八
令第二条第一号 ニに規定する措置は、次の各号に掲げるものとする。
加湿装置について、当該加湿装置の使用開始時及び使用を開始した後、一月以内ごとに一回、定期に、その汚れの状況を点検し、必要に応じ、その清掃等を行うこと。ただし、一月を超える期間使用しない加湿装置に係る当該使用しない期間においては、この限りでない。
冷却塔、冷却水の水管及び加湿装置の清掃を、それぞれ一年以内ごとに一回、定期に、行うこと。

湿度を保つことの重要性

風邪・インフルエンザ対策

湿度が低すぎると風邪やインフルエンザなどのウイルスの活動を活発化させるとともに、のどの保護作用が低下するため、ウイルスが体内に侵入しやすくなります。
室内の湿度を50%以上に保てばウイルスが激減するとの報告があります。

静電気のトラブル防止

空気が乾燥すると帯電しやすくなって、静電気の発生が起こりやすくなります。その静電気が液晶基板や電子部品などの小さな回路を破壊して、原因不明の電子機器トラブルを引き起こします。
室内の湿度を60%以上に保てば静電荷は放出されて、静電気の発生を抑えられます。

暖房効果を高めて省エネルギー

気温が同じでも湿度によって体感温度が変わってきます。適切な湿度を保てば暖房の設定温度を上げずに暖かさを感じることができ省エネルギーにつながります。

工場用生産設備集塵フィルター・洗浄再生リユース

集塵機フィルター

袋型フィルター

円筒型エレメント

工場用生産設備集塵フィルター

  • 集塵機
  • 排煙装置
  • レーザー加工機
  • コンプレッサー
  • プラスチック射出成型機
  • 大型発電機
  • オイルミスト用デミスター

研究室

中性能フィルター

超音波洗浄システムの開発

当社千葉工場では平成10年、資源循環型社会の実現に向けた重要な一歩を踏み出しました。エアフィルター業界において、私たちは業界初となる独自の超音波洗浄システムを開発しました。この革新的なシステムにより、エアフィルターの寿命を延ばし、再利用可能なリユース商品として出荷することが可能となりました。通常、最終圧力損失(㎩)を超えたフィルターは廃棄物として処理されますが、私たちのシステムによってこれらのフィルターを再生させ、新たな価値を創出することができるのです。

この取り組みにより、資源の効率的な利用が実現され、廃棄物の削減に寄与しています。私たちは環境に配慮し、持続可能な未来を築くために、積極的に資源循環型社会の実現に貢献していくことをお約束します。

また、当社の超音波洗浄システムは、エアフィルター業界において初めての取り組みです。これまでにない革新的な技術を導入し、他社に先駆けて持続可能なソリューションを提供しています。私たちの成果は、業界全体に広がり、エアフィルターのリユースが一般的な慣行となることを目指しています。

私たちの独自の超音波洗浄システムは、高いクオリティと効果的なフィルターの再生を実現し、環境負荷を軽減するだけでなく、コスト削減にもつながります。私たちのお客様は、私たちと共に資源循環型社会の実現に向けた持続可能な未来を。

超音波洗浄のメカニズム

洗浄の原理
超音波洗浄装置

中性能フィルター出荷基準

性能検査(抜き取り検査)

測定対象は全数の10%以上を基本とし、汚れの程度分類(大中小)より満遍なく抽出する。
※差圧計には多少の誤差が生じる場合があります

圧力損失測定合格基準;洗浄再生後、初期圧力損失に対し回復率90%以上であること

<参考文献>
社団法人日本空気清浄協会 空気清浄第39巻第4号(2001)記載「洗浄後の性能回復率」

圧力損失とは?

空気がフィルターを通過する際、フィルタの入口(上流側)と出口(下流側)に生じる差圧のこと。フィルターは一般的に、新しい時は圧力損失が小さく、使用していくうちに塵埃が詰まり空気が流れにくくなって圧力損失が大きくなります。

洗浄再生後の圧力損失回復の例

「新品初期圧損値」(カタログ値)=96㎩「洗浄後圧損値」=97㎩の場合
⇒ 96 ㎩/ 97 ㎩× 100 = 98.96%(合格基準値)

外観検査(全数検査)
  • 枠体合格基準;破損、変形などがないこと
  • ろ材合格基準;破損、剥離、シミがないこと(破れ、穴、傷は100%補修する)

    補修方法 破れ・穴・傷などはホットメルト又はシリコン系コーキングにて補修する

  • パッキン合格基準;剥離、潰れ、変色がないこと

    補修方法 パッキンを交換する

検査合格品全数に、再生年月日、再生回数、お客様名、シリアルNo.を記載したシールを貼付し出荷します

廃棄物を削減し、CO2の排出抑制

使い捨てのフィルターを使用するよりも、洗浄再生して再利用することで廃棄物を大幅に削減できます。

CO2の排出量

フィルターの製造時に発生するCO2の排出量と、洗浄再生工程で発生するCO2の排出量を比べました

500枚のフィルターを使用する物件を例としてCO2の排出量を比較(サイズ:H610×W610×D290)

8年間積算CO2削減量:129.37t-CO2
1年間平均で16.17t-CO2を削減!